モノシリおじいちゃん モノシリおじいちゃん

「三権分立」とは?

「三権分立」について知りたいんだね。

どういう意味なの?

三権分立というのは、国を動かす大きな力を三つに分けて、別々の人たちに任せる仕組みのことじゃよ。三つの権力とは「法律を作る力」「法律に基づいて国を動かす力」「法律が正しく使われているか判断する力」のことなんだね。一人の人や一つのグループがすべての力を持つと、悪いことをしても誰も止められなくなってしまうから、わざと分けているんじゃ。

三つの権力って何だろう?

一つ目は「立法権(ほうりつをつくるちから)」で、これは国会が持っているんじゃよ。国民が選んだ国会議員たちが集まって、みんなが守るべきルール、つまり法律を作るんだね。二つ目は「行政権(くにをうごかすちから)」で、内閣(ないかく)が持っているんじゃ。総理大臣や大臣たちが、国会で作られた法律に従って、実際に国を動かしていくんだよ。三つ目は「司法権(さばくちから)」で、裁判所が持っているんじゃ。法律が正しく守られているか、争いごとをどう解決するかを判断するんだね。

なぜこんな仕組みがあるの?

もしも一人の王様がすべての力を持っていたら、どうなるか想像してごらん。自分に都合のいい法律を作って、好き勝手に国を動かして、文句を言う人を罰することもできてしまうじゃろ。それじゃあ、国民は困ってしまうよね。だから三つの権力を別々の人たちに任せて、お互いに見張り合うようにしているんじゃ。たとえば、内閣が変なことをしたら国会が止められるし、法律がおかしければ裁判所が「これは憲法(けんぽう、国の一番大事なルール)に反しています」と言えるんだよ。

日本ではいつから始まったの?

日本では明治時代(めいじじだい、今から150年くらい前)に初めてこの考え方が取り入れられたんじゃが、本格的に三権分立が実現したのは第二次世界大戦が終わった後、今の日本国憲法ができてからなんじゃよ。それまでは天皇が大きな力を持っていたけれど、戦後は国民が主役の国になって、三つの権力がしっかり分かれるようになったんだね。

また一つ物知りになったね、じゃまた!

このおじいちゃんに、他の言葉も聞いてみる